能楽師と学ぶ遠くて近いキモノのお話
お知らせ私は能楽師という仕事をしてる以上、欠かせないのは勿論「着物」です。
まるでユニフォームであるかのように毎日着ますので、当たり前の存在である着物。
しかし、一般的に見れば和装をする事自体が少なくなっているようです。自分の国の衣装の事を知る事はとても大切な事。着物の生活を送っていたことで生まれた言葉や文化も沢山。私自身も普段素通りしてしまっている着物の不思議、面白さを、いつか勉強したいと考えておりました。
2年程前にふとしたことで知り合いました、大阪市内で呉服屋を営まれてらっしゃる、和多田泰久さん。年は少し下ですが、着物への情熱が厚く、ご自身もお着物姿でいつも過ごされてます。着物のワークショップなども積極的に企画され、いつもそのエネルギーに圧倒されています。
今回は「着物には興味あるけど難しそう……。」となかなか敷居を越えられない皆様の為にこの企画を相談したところ快く引き受けて下さいました。
皆さんほとんどの方が着物には興味あるはず。しかしそれを気軽に学ぶ所がない。そのような初心者の方の為の講座です。着付け教室ではありません。
「着物を使う」私が、「着物を提供する」和多田さんに、「そんな初心者な質問までするの!?」と、皆さんを代表して色んな事を聞いていきます。そもそも着物にはどんな種類があるのか、どのような場面でどのような着物を着ればいいのか、着物から生まれた言葉って沢山あるのか、着物を着ることで立ち振舞いがどうなるのか……。
会場は、大阪のど真ん中北浜に、大変歴史のあるレトロな「青山ビル」。
定員25名様です。また、青山ビル様のご厚意で2回お貸しいただけることになりましたので、10月17日18時〜と、11月22日13時30分〜の2回公演。内容は2回とも同じです。
私が長年構想していた事がようやく実現しました。お客様にしっかり伝わるよう精一杯つとめますので是非お越しください。何度も申しますが、着付け教室ではありません。どうぞ普段着にてお越しください。