能meets新橋 1月22日 スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

1月22日能meets新橋

を開催しました。

久しぶりの東京日曜日開催。

2コマです!

先生よろしくお願いいたします。

前日は静岡での催しで、夜は道具や装束を他の先生方と車で搬

出・運搬されたらしく、少々お疲れの様子でした。

13時~ (うたい)のお話

どれほど難しいかを知っていただくために「三輪」の謡

そしてその意味の解説。

スタッフ自身初めて聞いた時に衝撃的だったお話です。

知っている言葉の語源が詰まっている…なのに聞かないと全然わからない!!と

知るととても面白い!

能の歴史や、少しだけお囃子のお話…これはまた4月に講座を予定しているので、途中で先生もこれはまた4月に…と仰っていました。

 

そして猩々の謡の解説をしてからの実演。

やはり解説を聞いてからだと全然伝わり方感じ方が変わります。

そこから、難しい「声」「息」のお話。

実演いただくとハッキリと違いが判る「息」の使い方による「聞こえ方」の違い。

なんとも奥深く興味深いお話です。

最後は「恋重荷」の謡の解説と実演。

こちらも次の2月に解説を控えているので説明はそこそこに…

こういう気持ちかな、と解説で想像しているところに先生の謡が聞こえ、イメージが膨らみます。

「知って」から「観る」ということがどれほど大切か、ということを改めて思った講座でした。

じっくりといつか体験もある「謡」を開催したいですね。

最後は能meets殺陣東京の宣伝もしっかりと…。

 

休憩中はスタッフ打合せですっかり終わってしまいましたが、近日中にまたいろいろとお知らせできることが増えました!

あと、3月にご予定されているお社中会の色々な事務作業も先生自らされていました。

結局休憩らしい時間ではなかったのですが…

15時30分~「山姥」解説

大阪でも先日終えたばかりの「山姥」解説。

また大阪とも違うお話の運び方な部分も。

その場その場でその時のお客様だったり、先生ご自身のお気持ちでも変わります。

こちらでも能面のお話を

まだ決められていないようですが(先生ご自身だけで決めるわけではないのですが)本番が楽しみです。

前場は大阪同様早めに終わりましたが…

やはり後半が難しく面白い曲。

登場からまず難しい…言葉を知らないと何をされているか全くわからない部分です。聞いたことがない言葉もたくさんお能には出てきます。

能を知ることで広がる知識や教養があることが能をもっと知りたいと思うひとつの理由にもなると思います。

 

たくさん楽しみが増えた解説でした。

登場シーン

アイ狂言がどんなふうになるのか

難しい言葉の後半や

クセ舞の部分

そして、最後山姥を何と感じるのか

早くお舞台が観たいという想いと、きっとまたその時その時で感じ方も変わるはずなので一度見た後にまた観る機会があればいいなとも思います。

 

最後のシーンは先生もおひとりなので謡いながら舞って下さるのですが…ここは毎回こちらもグッと気持ちがあがります。

でもそこも最後の最後まではやらず…もっと!というところで「と、言う風に」と解説に切り替えされます。

が、その時に息が上がっていないのがいつも驚きます。

本当はかなりの力をこめて居るはずです。

 

そして今日も…

善悪不二のお話は何度聞いても頷いてしまいます。

如意一如…深い…考え出すとキリがなく堂々巡り。巡ります。

禅の教えもまた面白く興味深い…先生がよく「〇〇を調べ始めるとどんどんどんどん広がって収拾がつかなくなります」と

その中から先生が大切だと思われる部分を抽出してお話してくださっています。

…資料作りの大変さが浮かびます。

来月は久しぶりの資料作りが待っています。先生、よろしくお願いいたします。

 

換気のために窓は開けたままの開催で、席によっては寒かったと思いますが、ご参加の皆さまありがとうございました!

いよいよ先生の初のおシテの本番も近づいてまいりました。

来月2月4日松華会(大槻能楽堂)

こちらもお近くの方はお待ちしております。

 

次回能meets新橋

2月13日(月)

19時「恋重荷」解説

 

大阪でも好評だったこの曲、先日林本先生ご自身が皿田能でツレを勤められました。

老いらくの恋…叶わぬ恋…能の世界の恋のお話もとても面白いです!!

是非ともご参加お待ちしております。

 

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