能meets高知 11/27 スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

11月27日(月) 能meets高知 2講座 開催しました。

6月から約五か月ぶり。

高知は年に二回の講座でしたが、去年は能meets能を、更に一昨年は能meets高知「静と動」能meets展など、催しもその他に開催させていただいていたので、ここ数年に比べると今年の開催は少ないように感じて、寂しくも思いました。

会場はいつもお世話になっている高知県立県民文化ホールさまで。

高知のスタッフと言えばいつもいつもお世話になりすぎているヨシダワークスの吉田さん…前回は腰の調子が悪くお休みでそれも寂しかったのですが…今回はお元気に復活です!

今回は久しぶりに吉田さん西本さんが揃いました!

いつもの吉田さんの前説もありがとうございます。

13時 囃子(はやし)のお話

 

お昼前は少し雨も降っていたのですが

当日券の方がかなり来られました!

ありがとうございます。

実際に先生が楽器を演奏はできないのですが

(技術ではなく、決まりで…というお話です)

笛や小鼓は実物もお見せしながら

他はイラストも使い、楽器の仕組みなど

さらには

その演奏法を実際お客様にも参加していただいて

実演。

難しさや面白さをお話されます。

 

「コミ」のお話

「時と間」のお話

お能が何を大切に上演されているか

更には能のゲネプロである「申し合わせ」のお話

皆さま、なるほど、と頷かれながら熱心にお聞きくださいました。

そして休憩を挟んで…なんと2講座の間にもワンコイン体験が!

17時半~18時半 斬組(きりくみ)体験

大阪と東京で人気の能meets殺陣

是非高知でもやりたいと常々仰っている先生です。

一昨年も能meets展でやりましたが、今回は二回目の殺陣体験。

実際に太刀もお持ちしました。

まずは摺り足から少し
これだけでも難しい…!
そして切る側切られる側になって基本の型を
ペアになってやっていただいた最後は先生対参加者の方お一人お一人と。
先生とされた後は
「緊張感がありました」と感想を聞かせて下さった方もいて、先生の意図がしっかり伝わるいい体験になられたのではと思います。
ご参加の皆さまありがとうございます!

そしてほぼ休みなく…

19時半 夜討曽我 一曲解説

11月3日に公演はもう終えましたが、オンライン配信用に高知でも!

その間にあったお仕事でチラッと夜討曽我のお話をしたりもしましたが、公演終わりで講座を、そしてここまでしっかりと公演後の先生のお話を聞くのも初めてで、とても楽しみにしていた講座です!

 

いつものように、まずは人間関係から説明。
知っておかないとわからない部分です。
そして前場はたっぷり時間を使って
団三郎と鬼王側にたったお話なども
実際舞台を見た後だと、さらにその舞台を思い出して感じることがありました。
そして「もう一回見ないと…(どうだったかな)」と思うこともありました。
配信があるとそこも楽しめます!
さらに、見る度に感じることも変わってくることもあります。

討たれる祐経側の間狂言のお話を挟んで、後場。

出てこない祐経を何度も想像してしまう、お能ならではの運びです。

 

11月3日の舞台を見た後に聞く解説。

なんども舞台を思い出して鳥肌がたちました。

記憶ですらやはり「気」を感じる舞台だったということだと思います。

特に「十郎殿十郎殿」は実演で解説されたので、あの日のことが蘇り「あの時の…」と実際に敵討の場に居たかのような感覚になりました。

それほどまでの舞台

配信でも楽しんでいただけると思います。

いつも先生は舞台前の解説では

「ここは、実際の舞台を楽しみにしてください」と言われますが今日も。

特に山中雅志先生が勤められた、古屋五郎の死に様。

当日スタッフ陣の中でも声が出たほど驚いた型です。ぜひ、お確かめください。

 

今日から始まったオンライン配信にも繋がる解説。

ご参加の皆さまには、是非とも講座をご覧いただいたその勢いで配信も見ていただけたら嬉しいです。

まだまだ開始したばかり、12月27日まで何度でもご覧いただけます!

オンライン配信チケットはコチラ

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次回能meets高知はまだ未定です。

決まり次第こちらでお知らせさせていただきます。

 

そして週末は能meets長崎

12月3日(日)

13時 謡のお話

15時 夜討曽我のお話

こちらが最後の夜討曽我のお話になります。

7月の北浜から始まった夜討曽我の講座。

終わってしまうのはなんだか少し寂しいような気もしますが…是非とも可能な方はお越しくださいませ。

能meets長崎ご予約はコチラ

 

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