能meets新橋6/22スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

6月22日(土)能meets新橋2講座

開催しました。

 

今回5月より延期させていただいての開催となりました。

お申込みの方やご予定されていた方には本当にご迷惑をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。

 

なんとか延期でも開催出来たこと、良かったと思っておりますが、それによって参加が叶わなかった方々には改めて心よりお詫び申し上げます。

様々にご対応くださった方々、本当にありがとうございました。

そして本日はとても暑い中!ご参加ありがとうございました。

 

東京では久しぶりとなる装束解説

 

12時半 装束解説

 

まずは準備からしっかりとこのあとの楽屋での話に続く大変なところです。

何をどこにどう配置するか

しっかりと装束の種類などのお話や

楽屋での決まりごとなど

普段の生活にも通じる大切で興味深いお話でした。

たっぷりとそのお話のあとに、いよいよ着付け実演

モデルの方にお断りをいれて、皆様にも撮影していただきながらの実演となりました。ご協力ありがとうございました!

終わってからも次のコマまで余裕があったので、皆さまから質問をお受けしたり、能面体験をしていただく時間がとれました。

片付けを終えて

いよいよ次のコマ

新橋では久しぶりの一日2コマ目!

15時半 弱法師(よろぼし)解説

 

大阪でも一度開催したこの講座。

前回はご自身の舞台前、今回はもうすでに舞台を終えた後の解説となります。

登場や、その時点でのお能の基礎知識

そして先生が聞いたり体験した他の方の舞台のお話。

更には、先生ご自身が勤めた弱法師で感じられたお話。

これは以前の講座ではなかった部分です。

知らないと絶対に気づかない、気にしないかも知れない動きや言葉…やはり講座を聞くと、実際の舞台が見たくなる部分が増えます。

 

舞台構造も含め

今日もそんなお話がたくさんでした。

日想観…そのときに交わされる会話

イロエという所作の時間

信仰が砕かれる瞬間

俊徳丸と通俊の去り際、意味のある幕

何を感じるのかと、

前回も印象にのこった部分です。

 

父と子の再会のお話である「弱法師」

単なる感動話にはとどまらない読み方

弱法師は、隅田川と同じ観世元雅の作品

世阿弥が加筆した部分…

 

最後に先生がまとめられたお話。

 

そう言う今日の講座も踏まえて

次回7月は大阪も東京も隅田川一曲解説。

通じるものがあるように感じ、また楽しみが増しました。

そしてこの「弱法師」は東京でご覧いただけます!

林本先生も初めと最後にご案内されていました。

7月15日セルリアンタワー能楽堂で開催される、第三回樂之会の演目です。

延期してでもこの解説をしたかったという林本先生の思いがありました。

 

お世話になっております武田祥照先生の会で、毎回きっちりとしたお舞台、そして趣向を凝らせたプラスアルファを用意されています。今回は装束に是非ご注目ください。

当日は林本先生も仕舞の地謡で出演されます。

 

第三回樂之会詳細はコチラ

 

 

次回は

能meets新橋

7月16日(火)19時

隅田川 一曲解説

こちらは10月27日(日)に予定しています

第三回大の会「隅田川/石橋」事前講座です。

今回は湊川神社神能殿。大の会では初めて

神戸開催ですのでお越しは難しいかもしれませんが、チケット予約もこの日受付いたします。

先生が初めて勤める隅田川。

スタッフ陣の中でも人気の高い曲なのでとてもとても楽しみです!

 

能meets新橋ご予約はコチラ

 

 

8月は予定してませんが

9月にまた能meets新橋があります!

年内は9月、10月、11月です。

近々詳細お知らせさせていただきます。