番外編「伝統芸能フェス」スタッフレポート
能meetsスタッフブログスタッフです。
3月19日(日)日本民家集落博物館で 伝統芸能フェス
が豊中市の服部緑地内にある「日本民家集落博物館」で開催されました!
こちらは
霜乃会(林本先生が参加されている伝統芸能の会)が大阪府教育庁文化財保護課からの依頼で開催された催しです。
日本民家集落博物館内のいろいろな建物で、霜乃会の皆さまが、落語、講談、浪曲、茶道、華道、能楽(この日は文楽は不参加でした)をご来場の方にお見せするというとても楽しい企画です。
まさにフェス!
霜乃会だからこそのラインナップですね。
話芸から、香りや味など「見せる」もの、そして舞や謡など、面白く楽しく、さらに感じられるもの、五感全て、それ以上のもので楽しめます。
日頃、能meetsもお世話になっている青山ビルの青山さんも参加されている大阪府登録文化財所有者の会の皆さまも企画運営に携わっておられました。
準備段階から少しお話はお聞きしていましたが、どのような形態にするか、どのようなものをお見せするかなどかなり打ち合わせを重ねられたようです。
当日…
少し前の週間天気予報からもう気にしておりましたが、なんと晴天!快晴!!
前日が冷たい雨でしたが、この日は暖かく
ご来場の皆さまの事を思いホッとする皆さまでした。
朝早くから会場入りされ、各ブースやお客様への配布物の作成など多くの方が携わっている催しでした。
霜乃会も事務局の朝原さんはじめ、誂えのある茶道の松井さんや華道の芦田さんは、かなり早くから準備をされていたようです。
続々到着される霜乃会の皆さま。
落語家の桂紋四郎さんが到着すると一気に大人数が増えたような賑やかさでした。
皆さんで青山さんのアテンドの元、会場下見。
林本先生は下見を以前されていましたが、初めての方も。
会場一つ一つに感心され、特にご自身のブースでは丁寧にチェックをされていました。
その場でも「こうした方が」と意見が出て、それを直ぐさま青山さんがチェックをされていき当日でもまだまだ良くしていこうと工夫されていました。
中でも「次に向けて」のお話が出ていたところが印象的です。もちろんあるかどうかはわかりませんが、能meetsでもそうですがいつも「これっきり」を考えるのではなく、繋げていく大切さも考えて催しを練っています。
霜乃会皆さんお着物で、緑がたくさんの古民家を回っていたのがなんだか面白い体験でした。
講談の旭堂南龍さんの素敵な羽織が緑に映えていました!
本当に良い天気で下見しながらも何度も「晴れて良かった」と声があがっていました。
浪曲の京山幸太さんの日傘姿が素敵でした。
桜はまだ咲いていませんが、菜の花が美しかったり緑がまぶしかったり、きっとお客様も楽しんでくださるだろうと期待が膨らみます!
下見を終えると、各ブースに分かれたり、またはお弁当をいただいたりとお客様を迎える最終準備を。
能楽の林本先生と哲朗先生は演者がお二人ということもあり、実演と体験との2ブース担当で大変そうでした。
不織布のエコバックや、折り畳み座布団など記念品も立派なものが用意されていてお得感も満載な催し。
オープニングからワクワクでした!
事務局の朝原さんが見守っておられる姿も印象的です。
参加の皆さまお好きなように会場を回られていました。
全ての演目を観るのはちょっと無理なスケジュール感がまた憎らしいと言いますか…
今日見られなかった芸能をまた見たいと思った方もいらっしゃったと思います。
詳しい催しの内容はまた別の記事等で紹介されると思いますのでこちらでは控えまして、裏側視点でご紹介させていただきました。
