能meets初の九州上陸

レポート

1月13~15日の3日間で、
能meetsとしては初めての「九州上陸」を果たしました。

ご縁をいただき、13日に長崎市内の「アトリエPentA」を拝借し能の講座を開催。
地元長崎の劇団「フーズカンパニー」さんの稽古場で、劇場としても使われているとの事でした。

またその劇団の代表、福田さんが今回の講座開催に当り色々とお世話をしてくださいました。
初対面の私にも気さくにお声を掛けてくださり、
何より嬉しいのは、私の講座を本当に真剣に聞いてくださった事でした。

長崎の講座は今回は1度だけでしたが、
その翌日には福岡に参り博多駅近くのレンタルスペースを借りての開催となりました。

少し場所が狭く、予定していた内容を少し変更してお送りしました。

2日間に渡りお越しいただいたり、お客様から差し入れを頂戴したり。
そして講座を初めて聞いていただきました方から、
早速に「明日の舞台のチケットありますか?」
とお申し込みをいただきました。

実は講座の翌日私は大濠公園能楽堂にて舞台に出演をする予定でしたが、
講座を行ってお客様が
「能を観たくなった」
と思ってくださった事は大変大きな喜びでした。

長崎も福岡も、実は一昨年に開催する予定でした。
皆様ご存知のようにコロナ感染の影響でやむなく断念していました。
まだまだ感染が収まってはおりませんが、対策をしっかり行ってくれるスタッフや、会場との信頼の元で、開催を決断しました。

初めての場所で講座を行う時はどうしても手探りになってしまいます。

長崎だからこのようなお客様だとか、福岡だからこの話がウケるとか、勿論ひと括りにはできません。
ですが少なからず土地柄はあるのだと私は考えております。

私にとって初めての土地での講座ですが、
お客様にとりましても、能meetsの講座は「初めて」です。
初めてと初めてがぶつかるとき、そこには「緊張」が生まれます。
その緊張をいつ頃から解いていくのか。
わざとその緊張を続けていくのか。
お客様は私の話の進行をどこまで予想しているのか。

このキャッチボールは、講座だけでなく、本来の舞台にも通じるのではないでしょうか。

ですから、人前で話す事は、私にとっては「稽古」の一つなのです。
長崎と福岡、大きな稽古をする事ができました。

今回の講座にあたり色んな方にお世話になりました。
でもその方々から、
「講座を聞けて勉強になった」
と仰っていただきました。

よかったと思っていただける事で少しでもお返しになればと感じます
(勿論違う意味でも沢山お返ししないといけません!)。

皆様ありがとうございました。
また長崎と福岡参ります!