第十八弾「特別企画 番外編 能の道具 其の三」
レポート内弟子の頃から小道具を作るのが好きで、器用ではないのですが、それらしい材料と時間があれば色々と作っていました。
元々我が家にあるものではなかったので、少しずつ揃っていくと、嬉しい気持ちになります。自分で作るからこそ、その小道具の特徴が身に沁みて分かります。
「これは持つ所がそんなに丈夫なもので作らなかったから、気を付けよう」とか、「この長刀は少し長いから、天井の狭い会場で使うのはやめておこう」とか。
道具がその曲の大きな部分を象徴することもありますから、作るときには色んなことを考えています。
