梅若吉之丞13回忌追善 大阪定期能楽公演

日時
会場大槻能楽堂(大阪市中央区)
出演演目能「望月」ツレ
料金一般前売:7,000円 一般当日:8,000円
学生:3,000円

大阪を本拠に、梅若家が主宰の「梅猶会(ばいゆうかい)」という会による公演です。先輩であり、公私共に仲良くさせていただいております井戸良祐さんが、この度「望月」という大曲を初演されます。敵討ちの物語で、観ていて飽きる事のない演目ですが、演じる側としましては、難しいポイントも多くあり、勤めるには相当の技術が必要です。
私はこの「望月」のツレ役、殺された安田友治の妻の役を頂戴しました。このツレも大変大役で、この役は先輩にお願いする事もあるほど重要なのです。
この妻は「盲御前(めくらごぜ)」に扮装し、仇に近寄り、自分の子花若や、主役小澤刑部と共に敵討ちを果たそうとします。
もう一曲は「砧」。秋の名曲で、かつて世阿弥がこの曲の一節を謡った後溜息をつき、「この曲の良さがわかる人は将来出てこないだろう」とつぶやいたというエピソードが残っております。
お時間ございましたら是非。

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