能meets謡十徳「猩々」スタッフレポート
能meetsスタッフブログスタッフです。
5月12日(日)11時 能meets謡十徳「猩々」
開催しました。
今回はもともと発表したときにはなかったスケジュールでした。
当初は隔月で2月・4月・6月のみ発表していましたが、2月にあまりに好評で追加を発表した5月7月。
なので少し余裕がありました。
とはいえ、完売ではなかったですが多くの方にお越しいただきました!ありがとうございます。
この能meets謡十徳は
ただお稽古するだけでなく、どういった曲なのかあらすじや、謡う個所の言葉の意味をしっかりと理解していただいて謡うというもの。
難しい「息の使い方」もあえてしっかりとお伝えします。
「難しい」でもだからこそ、面白いんですね。
まずは猩々の解説。
この日のために舞台写真も先生からいただきラミネート加工しました。段々こういった資料が増えていきます。
まずは「猩々」解説から。
本当はここを取り上げたかったという謡の部分の説明。ただ、節が2月の高砂、4月の養老と似たようなものになるので、あえて違う部分を取り上げたそうです。
一回限りでもご参加いただけますが、毎回来てくださる方のためにも色々と考えて曲選びされている先生です。
たった数行でしたが、これほどまでに言葉の意味が違うのか、解説を聞かないとわからないのか、と驚きます。
その後は、舞も交えつつ更に解説がつづきます。
そして、息の使い方。
難しいですが、皆さんで
「息は吐いて吸う」を意識したお稽古。
そこからやっと「声と息を出す」練習。
息の圧で謡う。
難しいですが、そこからしっかりと。
今日は「音」「息」に注目したお稽古をしっかりやりました。初めての方にも丁寧に、そして回数を重ねている方には更に踏み込んで少し難しいところにも進む印象です。
もちろん全員が完璧にできなくともお稽古は進めていきますが、本来の難しさも伝えてくださるので、面白さが増します。
今日は、初回から「つくります」と言っていた謡の記号表を先生が作ってくださっていました。
ここには載せませんが、是非謡十徳に参加してご覧ください。
そしてリズムのお話。
「ノリ」について。
初回は高砂で「平ノリ」
今回の猩々は「大ノリ」
次回は難しい「中ノリ」小鍛冶でチャレンジするそうです!
毎回課題があって楽しいです。
受付では7月18日(木)に謡十徳と同じ扇町ミュージアムキューブで開催の能meets能カカリの最先行予約も承りました!
早速のお申込み本当にありがとうございます!
今月30日から一般発売
そして29日の能meets北浜でも先行予約承りますので、初の会場での新しい催し、是非ともお越しください。
先生はこの後、京都で依頼の講座。
すぐに移動されました。
明日には高知で能meets高知です!
移動だけでもお疲れかもしれませんが…どうぞよろしくお願いします。
そして皆さまのお越しもお待ちしております!
次回能meets謡十徳は
6月15日(土)11時(受付10:40)
「小鍛冶」
もともと予定していた回なので、すでにもうご予約いただいてあります。
今からでも…とういうかた、お早目のご予定、そしてキャンセルの場合は必ずご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。
(Gmailに自動返信が届かないようです、他のアドレスをご使用いただくか、メールnoh_dai05@yahoo.co.jpへお申し込みくださいませ)
毎月開催ですので、是非ともタイミングがあうときににご参加ください!
今年初初開催となる能meets高知です!
5月13日(月)
13時 高砂 解説
19時半 松風 解説
高知県立県民文化ホール 3階 第五多目的室
人気の曲解説二本立てです!
そして地元大阪
能meets北浜は
5月29日(水)19時「杜若」一曲解説
能meets北浜お申込みはコチラ
北浜RONDO(中央区伏見町2-2-6 青山ビルB1F)
※謡十徳と違いますのでお気をつけてくださいませ。