能meets高知9/29スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

9月29日(月)高知で2講座

開催しました。

 

今年四回目となる講座。

2月の能meets能高知「船弁慶」を開催させていただくにあたって

去年10月からは毎月、今年に入っても去年より回数を増やして開催させていただきました。

いつもありがとうございます、高知県立県民文化ホールさま、ヨシダワークスさま!

今回もヨシダワークスの吉田さん、県文の濱口さんにも見守られながら…

 

まずは

14時【能meets謡十徳】鉄輪 嫉妬を謡う

 

まずは「鉄輪」の解説から。

しっかりと曲を理解してからお稽古をするのが能meets謡十徳です。

時に実演もしながら、あらすじを大きくお話。

その中にも、面白い例えや、知識になるような言葉の解説も。

今日謡う部分は、前場の最後だったので、解説もそこまでで、早速お稽古に。

まずは、声の出した方、「息」の使い方

難しいですが「横(おう)」の声、「豎(しゅ)」の声のお話。

すぐに出来るわけではないですが、例えも含め伝えてくださるので「こうかな?」とイメージをすることは出来ます。

記号もしっかりと伝えてくださいますが、やはり続けて謡うと難しい…!でもだからこそ面白い。

皆さま、しっかりと声を出してお稽古してくださいました。

 

そして間に休憩をいただき、

夜の講座へと。

 

 

19時30時【能meets高知】「俊寛」一曲解説

 

二日前に北浜で事前講座として開催したばかりの俊寛

初シテ(主役)を来月に控え、林本先生も気合いが入っている事と思います。

今年の大きな会でのおシテは2月の高知で開催した「船弁慶」以来です。

 

まずは俊寛の歴史的な拝見や、前知識

そして

北浜でも「なるほど」と思った

赦免使の台詞により最初にわかる「俊寛」のみ、許されないという事実を知った上で観客がこの物語を観ると言う意味。

舞台の最初に子供のお墓のつくりものが運ばれてくる隅田川でもそうですが、最初にもう「事実」を知って、から見る、その面白さ。

それによって増す効果や、こちら側の見え方。

能の脚本、演出の面白さだと思います。

シテ(主役)の俊寛が出てくるまでの解説で、すでに35分…!実際の舞台はそこまでではないですが、舞台のお囃子を聴くような感じで、ここまでのお話で「俊寛」のイメージをこちら側が持つような気持ちになりました。

北浜でも大変みどころだった

赦免使から、赦免状を受け取る場面。

解説なので、全ての役を林本先生が実演をするのですが、当日の演者の表現もまた楽しみなところです。

そして、今回の一曲解説のサブタイトルにも先生が選ばれた

俊寛の「さては筆者の誤りか」という台詞。

舞台で聴くのがとても楽しみです!

そしてその後のクドキも。

その後も、見た目にものすごく派手ではないけれど

赦免状に対する俊寛の台詞、行動。

船にのる康頼、成経に対する行動、台詞。

大きな心の動きが伴っているであろう、場面です。

これも解説を聞くからこそ「実際に観て感じたい」と興味が湧きます。

そして、北浜でも感心の声があがった

最後の「俊寛にかけられる船からの声」その解釈。

歌舞伎や文楽など他の芸能にも少し形は違えど、取り上げられている「俊寛」ですので

高知でも開催されることがあるかもしれません。

その時は是非、今回の解説を頭の隅に置きながら観ていただきたいと思います。

北浜に続いて、シテを間近に控えた林本先生の大変熱のある講座に、熱心にご参加いただいた本日の能meets高知だったように感じました。

皆さまご参加ありがとうございました!

毎回「帰ってきた」と感じる高知県立県民文化ホール。

能meets高知でいつも嬉しいのは、現地スタッフの吉田さん、時間が許す時は県文担当の濱口さんも、真剣に講座に参加をしてくださっているところです。

場所をただ貸してくださる、お仕事として制作を受けてくださってる、だけではなく

能meetsに興味を持って、良いと思って、お力添えくださっていることが、何より嬉しいことなんです。

期待に応えたい!と毎回思います。

 

10月18日(土) 松華会(湊川神社神能殿)林本先生初シテ

神戸開催なので高知の方には難しいかもしれませんが、もし、もし、タイミングがあえば是非ともお越しくださいませ。

noh_dai05@yahoo.co.jp でもご予約承っております。

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開催は大変ではありますが、やはり高知での講座は大切に進めていきたいと思っています。

 

次回能meets高知

まだ決まっておりませんが、来年になります。

決まり次第またこちらでお知らせさせていただきます。

どうぞ能meetsをよろしくお願いいたします。