能meets高知2/2スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

2月2日(月)高知で2講座

開催しました。

 

今年初開催の能meets高知!

去年は能meets能高知「船弁慶」を開催させていただき、たくさんの講座も行いました。

今年は催しの予定は今現在はないですが、また次に向けて講座も充実させていただきます。

 

なんと名前が変わりまして

新来島高知重工ホールとなりました。

先日の能meets能カカリ「安達原」に駆けつけて下さったホールの濱口さんに一週間ほどで再会する不思議な嬉しい感覚です。

ヨシダワークスの吉田さんと、濱口さんで受付にすわってくださり、今月はバレンタインということで、こちらも!

オリジナルチロルチョコ!

濱口さんがお勧めしてくださると、皆さん笑顔になってくださいました。

高知のものも用意したのですが,

先生の顔が大きいものが人気でした…

大阪ではどうでしょう…??

 

まずは

14時【能meets謡十徳】土蜘蛛 

まずは「土蜘蛛」の解説から。

しっかりと曲を理解してからお稽古をするのが能meets謡十徳です。

源頼光の名前の読み方のお話や
その頼光が病床にふせっている様子を、能ではどう表現しているのか…
これも知らずに見るとわからない部分です。
他にも和歌の引用や掛け言葉
昔の考え方など
やはり能を知るとたくさんの知識が得られます。

しっかり物語や背景を理解した上で

謡のお稽古です。

まずは「声の出し方」

そして難しい「息のお話」

高知の皆様は大変積極的に、声もハッキリと声を出して参加くださいました。

今日は前場の最後をお稽古しましたが

2回繰り返す部分の

難しさと大切さをしっかりと実演で伝えていただき、その時に「せぬひま」のお話があり、大変わかりやすく面白かったです。

もちろん次にやった時に、うまくやれると言うわけでもなかったのですが

意識は、話を聞く前と後では全然変わります。

 

息で高さを変える

難しいけど、何度も繰り返し稽古をして少しでも近づけたらと思います。

皆様ご参加ありがとうございました!

 

そして間に休憩をいただき、

夜の講座へと。

 

19時【能meets高知】鉢木」一曲解説

 

前回まで19時30分開催でしたが、今回から19時に変更しております。

吉田さんとも相談しつつ、良い形をいつも考えております。

 

こちらは3月14日(土)にたつの能(兵庫県)で林本先生が初めてシテを勤める曲で

これまでに大阪、東京ですでに解説を終えている曲です!

なんと、この日の講座を申し込む際に、3月のたつの能も同時に申し込んで下さった方がいらっしゃいました…遠いところまで、本当にありがとうございます。

 

前回去年の9月「俊寛」解説後も、大阪までご来場くださったお客様がいらっしゃるなど、

高知からは林本先生がシテを勤める大きな公演に必ず何名かお越しいただいており、いつも驚きと共にその熱心なお気持ちに、嬉しく思っています。

 

高知でも、もっと能公演をできたらと強く思います。

 

今日もたくさんの方にお越しいただきました。

まずは登場人物や、場所、時代などの予備知識のお話をしてから、

「妻」の登場や、時頼の位置関係、常世の登場など

能の基礎的なルールを交えながら、冒頭から解説がはじまります。

 

冒頭の謡のお話は、何度聞いても3月のたつの能が楽しみになってきます。

 

物語の進行、それと同時に登場人物のそれぞれの胸の内は?など考えていくとまた楽しみ方が変わります。

道具ひとつとっても解説を聞くことで広がるイメージを持てるのが林本先生の講座の特徴です。

先日の能meets能カカリでもそうでしたが

「正解」ではなく「手がかり」だったり、こう言う見方もできると言う「ほかの考え方」だったりを伝えるこので、それをもって見た方がどのように感じるかを大切にしています。

見どころのタイトルにもなってる「鉢木」がでてきてからの謡や所作

そして「松」を切る所作がない理由など

解説を聞くと、知らなかった知識を得ることができます。

その上で「自身がその舞台を実際見てどう感じるか」が大切です。

舞台に続く道をつくりたいというのが、能meetsの活動の根底です。

今日の解説でも、日頃から大変お世話になっている江崎先生がここをどうされるのか、それを林本先生がどう受けるのか、と楽しみになった場面がありました。

前場の退場のお囃子も大変興味深いお話でした。

前半が大事ですと先生は言ってはおりますが…

アイ狂言退場で残り時間は5分

前回の北浜と同じでした。

ちなみにその前の新橋では7分でした。

薙刀を馬に見立てる登場も面白い部分です。

後半は確かに早い展開でしたが

やはりここは見どころだと感じました。

最後のまとめ

「鉢木」が忠義の話として教科書に載っていた時代があったけれども

そうなんでしょうか?それだけでしょうか?

と、先生の言葉。

「鉢木」という道具のお話。

道具を出さず簡素化している能で「鉢木」を出す、この「鉢木」は何を表しているのか…

それを奥さんが言う言葉や

「切る」という所作

そこからどう考えられるか。

大変面白いお話でした。

用意した能面をお見せすることなく、時間も過ぎて終えてしまいましたが、

皆さま、お越しいただき本当にありがとうございました。

今日の解説の舞台はこちらで観ていただけます。

高知からは遠くなりますが、お越しになれる方は是非ともよろしくお願い致します。

講座終わりで、予約をくださっていた方が、更にもう一枚

また、他にも2名の方がチケットをお求めくださいたした!

高知からたつのまで…ありがとうございます!!

3月14日(土)14:00
アクアホール(たつの市)

noh_dai05@yahoo.co.jp

 

次回能meets高知

本日の講座の合間に高知スタッフのヨシダワークス吉田さんと、高知県立県民文化ホールさまと打ち合わせをして、決まりました!

6月8日(月)

14時 /  19時

11月9日(月)

14時   /  19時

内容詳細は決まってませんが、14時が謡十徳、19時からが一曲解説などになると思います。

詳細決まり次第またこちらでお知らせさせていただきますが、ご予定いただけましたら幸いです。

どうぞ今年も能meetsをよろしくお願いいたします。