14回唐KARAコンサート終わりました

レポート

「本番に間に合うのだろうか」……そんな不安から始まった「第14回唐カラコンサート」。結論から申し上げますと、「何とか終わりました」。

福岡・佐賀で活躍しています能楽師・多久島法子さんと一緒に企画・運営を行い、早いものでもう5年程続ける事ができました。

今回は14回目で、ゲストに講談師の旭堂南龍氏を大阪からお越しいただき、能と講談でみる「平家物語の世界」をお送りしました。南龍氏はご存知我らが「霜乃会」のボス。2人で楽しい佐賀旅行になるはずでした。

前日に私と南龍氏が佐賀に入り、多久島さんも交えて食事でもと思ってましたが、台風の影響で博多から唐津の電車が計画運休。やむなくホテルを博多に切り替え、既に唐津入りしていた多久島さんとの食事は諦めました。

……私は新神戸から20:00前の新幹線(南龍さんとは一本違い)に乗車。ところがその新幹線が新下関駅で足止め(南龍さんは厚狭駅で)。なんと博多駅到着は午前4時前! もちろん食事どころではなく、新幹線に8時間閉じ込められる有り様でした。

そんな事もあり、2人で食事しながらの打合せもできず、また当日は辛うじて博多から唐津までのバスがありましたので、2人で乗り込みましたが、打合せできる気力もなく、そのまま本番に。

ですが、やはり多久島さんとも普段司会を一緒にしているだけの事もあり、またなんと言っても南龍さんの抜群のトークに助けられ、そしていつものスタッフの皆様に支えられ、盛況の内に会を終えることができました。盛り上がりすぎて終了時間を大幅に過ぎてしまうというミスはございましたが。

打合せをほとんどしていなかったのに、「安心して」会を行う事ができる。また、打合せをほとんどしなかったからこその「面白さ」も滲み出てくる、そんな舞台でした。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。次回未定ですが、必ずホームページにてお知らせ致します。

唐KARAコンサート 旭堂南龍