番外編「梵保庵『お能のいろは』」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

3月29日(水)梵保庵「お能のいろは」

が開催されました!

こちらは吹田でも有名な美味しいお蕎麦屋さんの梵保庵さんで企画されてる催しのひとつで、なんと今回で「お能のいろは」は8回目!

ご主人と女将さまのお二人が主催され、梵保庵の常連の方や、またその常連の方が「この方に!」と思うお知り合いにお声がけされ毎回速攻で完売の催しなんです。

スタッフもようやく、念願の参加となりました。

林本先生より、とても素敵な会であることはお聞きしてましたが、今回初めてそれを肌で感じることができました。

すでにもう揃っている皆さまの前に、先生が登場されたところから、ウェルカムの空気。

先生の後ろには松の墨絵があり、お店のレイアウトもいつもと変えて皆様が一列になって、先生との距離を取るような工夫が。

準備も大変だったと思います。

何か素晴らしい出会いが待っていることを知ってる方々で、だからこそ、大きなリアクションや反応がありました。

また林本先生の方でもこの催しを大切に思われていることがわかる空気でした。

だからこそ、初めての試みも取り入れてられた講座です!

「桜」の季節という事で「田村」の謡から始まり…

言葉の難しさとそれがわかるとどれほど広がりを持つかという大切なお話。

その後は「雲林院」の謡の解説。

その一部のやりとりをお客様からお一人お願いして、実演。

これが初の試みながらとても楽しく盛り上がりました。

立候補…(半分皆様からの強い推薦もあり)の参加の方もとてもお上手で驚きました!

最後は吉野天人の装束着付け。

モデルももちろんお客様の中から。

着付け中、先生が説明をするのは常ですがここでは皆様からの質問もたくさん出ます。

皆さんが前のめりで参加されていることがわかる催しです。

毎回新しい方にもお越し頂いているそうで、広がりも大切にされている。

そんなご主人と女将さんの心意気がしっかりと伝わり、ご参加の方々がそれを大切にしながら楽しんでいる空気がとても素晴らしく心地よい空間でした。

梵保庵では「お能のいろは」だけではなく女将さんが日本文化や伝統芸能の「和」や「音楽」の趣味や特技を沢山お持ちで、三味線のイベントや、ジャズのイベントなどなどたくさんの和やかで特別な催しをされています。

そしてそこにご主人の打つ絶品のお蕎麦。

今年も今の季節だけの「桜子」

なんと、スタッフもいただいてしまいました!

風味も香りも、味も全てを楽しめてもちろん美味しい。

最初はお塩で、そして蕎麦つゆもあるのですが、一緒に出されるお吸い物につけて食べてもいいんです!これがまた他では味わえない特別な美味しさで…

春を五感で楽しめた上に、お客様からとても素敵な質問や感想をいただけました。

 

先生も本当に嬉しそうに後席の輪に加わっておられたのが印象的でした。

参加の皆さま

梵保庵の皆さま

本当にありがとうございました。