能meets高知「安達原」スタッフレポート
能meetsスタッフブログスタッフです。
10月3日能meets高知「安達原」曲解説
を開催しました。
もうすっかりとお世話になり、能meetsとしても大好きな場所となった高知県立県民文化ホールさま。
今回も、とても気持ちよく迎えていただき本当に「帰ってきた」という思いにさせていただきました。
わざわざ新しいスタッフの方をご紹介いただいたり、新館長自ら講座に足を運んでくださいました。
ただただお貸しいただくだけでなく、自分たちのホールでどんな事が行われているかをしっかりと観ていただけたうえで、歓迎してくださるその姿勢が本当に素晴らしく、こちらにとってもありがたいことです。
本日午前中からは
高知スタッフの吉田さんのご尽力で
高知新聞さま、FM高知さま、RKC高知放送さまと、来月の能meets能のプロモーションを。
FM高知さまは、10/7に7時40分ころに放送されるそうです!
RKC高知放送さまは、生放送でした!
ありがたい告知の数々、そしてその後には会場となる蛸蔵の再度下見を。
しっかりと演る前提での話で、またこう使ってみようという新しい発想も。
その後は能meets高知の会場に舞台監督でお世話になる領木さんも来てくださり、そこでも打ち合わせを!
心強い高知スタッフの皆様です!
そしていよいよ能meets高知!
先生…前日の山口での催しあと、早朝移動で情宣周り、打ち合わせなどお疲れのところですがよろしくお願いします。
先生にとっては、もう何度目…という「安達原」解説。
吉田さんも高知で2度目です。
しかしながら、今回のお客さまはまったく前回と被らず…それでも20数名参加。
前回と合わせると50名以上の方が安達原の、解説を聞いてくださったことになります。
高知では、新聞や吉田さんの記事等でお客様が来てくださり、またそのお客様が、お知り合いを連れてきてくださる、という連鎖が生まれています。
だからこその、能meets能開催。
果たして解説は…
時間を気にされつつ…今日は、省くところは省き、でも「ここ」というところは丁寧に。
最近北浜ではお客さまの様子を見ることがない位置でスタッフ陣は待機しておりますが、高知ではお客様の後ろから…
吉田さんも仰ってましたが、お客様が前のめりになり、大きく頷き、時に感心してのけぞるような、そんな姿を目の当たりに出来ました。
先生の解説にも自ずと熱が入っていくのがわかります。
前場からもうグッときて、何度か鳥肌の立つ瞬間も。
お客様の熱と、来月高知でいよいよ初の能公演ということと相まって素晴らしい「安達原」解説でした。
作り物の意味や先生の解釈
小道具選びの重要性や、存在
またそれらの扱い方
全てが舞台のためにあり、全てを大切に。
またこの日の朝からプロモーションを下準備下さった高知スタッフ吉田さんや、舞台監督の領木さん、取材くださった皆様、県文ホールへの感謝や思いも込められた結果の講座だったのではないでしょうか。
いつもですが、林本先生の解説は同じ内容をやるのではなく、舞台と同じく「その日その時の想い」も込められています。
その証拠が最後の安座の実演だったように思います。
お客様も思わず息を呑んだ瞬間。
後から聞くと「本当にやるつもりはなかったんですけど、思わず」と仰っていました。
終わってからの先行発売では
半分以上の方が購入、そして一般発売初日に電話しますとのお声も。
中には「お店に置かせてください」と、チラシを複数枚持って帰ってくださる方も。
「安達原」のチケットだけではなく、前日の能meets高知「神男女狂鬼」のチケットも!
講座をまた聞きたいと思ってくださった結果ですね。大変嬉しいです。
吉田さんの「会心の講座」という言葉も大変嬉しいものでした!!
皆様本当にありがとうございました!
先行発売でかなりの枚数が売れました
11月20日(日)
能meets能「鬼女ふたり〜こころ、ならずも」
高知公演「安達原」
11時30分開演
15時開演
蛸蔵というかなり限られた贅沢な空間での公演ですので、皆さまお早めにご予約よろしくお願い致します!
10月11日(火)10時より発売!
10月30日(日)14時の大阪公演はもう発売中です!正面席は残り少なくなっておりますのでお早めにご予約お願いしています。
そして実演付き解説をご覧いただける
11月19日(土)
14時開演
17時開演
能meets高知「神男女狂鬼」のご予約も同じく10月11日(火)10時よりお待ちしております!
3,000円とかなりお得なお値段で蛸蔵特設能舞台での、林本先生を含む能楽師4名の催しです。
そして林本先生は、徳島城博物館の講座で徳島へ移動したあと、講座後は大阪にもどり、10/15.16本番のハムレットのお稽古です。