能meets謡十徳「鵺」スタッフレポート
能meetsスタッフブログスタッフです。
4月6日(日)11時 能meets謡十徳「鵺」
開催しました。
こちらは5/10(土)西宮能楽堂で林本先生がシテ(主役)を勤める曲です。
(謡十徳の予定は先に決まっており、すごいタイミングでの舞台出演決定でした!)それもあってとても楽しみにしていた【謡十徳】
東京でも2月に一曲解説を聞いたので、準備万端で5月を迎えたいと思っております!
気候も良くなってきたのかたくさんの方にお越しいただきました。初めての方も本当にありがとうございました。
林本先生は相変わらずの花粉症に悩まされておりましたが…
最初に「鵺(ぬえ)」の解説
単なるあらすじだけではなく、作者世阿弥の話を通じこの「鵺」を書くまでの経緯や、それを受けた著名な方の感想。
そう言った外枠のようなお話もしっかりとお伝えしていきます。
そして、あらすじへと
丁寧に、ただお稽古の時間も考えつつ
謡う場面を中心に解説。
今日は能面も2面見ていただけました。
もちろん声の出し方、節など大切なことはあるのですが「曲をイメージすること」もしっかりお伝えするのが謡十徳の特徴です。
いよいよお稽古!
音の高さではなく、
「息を下げる」と言う難しいお話がいきなり!
でも先生独特の例えを用いて「あ、こういうことかな?」という気にさせてくれるのです。もちろんそれでも難しいですが…
見本からすでに「できるんか…」という謡でしたが、難しいと感じるほどワクワクもします。
全員でお稽古するので、難しいですが思い切ってやってみることができるんです。
息を吸うことの大切さをお伝えしながら
お稽古を進めます。
今日は初めての記号もでてきて
かなり難しい…!!!すごい難易度です。
初めての方もどうか挫けずに…
毎回参加しているスタッフ陣も、何度やってても難しいと感じておりますので
ツメル
カギ
マワシ
クル
サゲ
できてなくとも、記号が出てくると意識はして(「難しい」と思いながらですが)
朝から声を出すことは気持ちが良く、この後の1日健康に過ごせそうな気になります。
謡う部分の動きも見せてくださり、よりイメージをしやすくなったところで、最後にまた皆で謡いました。
そこでも先生の指摘は容赦なく丁寧に入ります。
その度「つぎは!」と思いますし、すこーしですが変化も感じられ、そこがなんとも面白いです。
最後の先生のお手本録音では
「全然ちがう…」と思いながら今日も終えたスタッフでした。
皆さま、朝からご参加ありがとうございました!
またご都合合う時に是非ともよろしくお願いします。
林本先生はこの後、京都に移動して催しのお仕事です。
次回能meets謡十徳
5月17日(土)11時(受付10:40)
「山姥」
とても好きな曲で、「あの部分かなぁ〜」などとちょっと楽しみにしております。どこの部分のお稽古になるかはわかりませんが!
(Gmailに自動返信が届かないようです、他のアドレスをご使用いただくか、メールnoh_dai05@yahoo.co.jpへお申し込みくださいませ)
そして同じ大阪開催の
能meets北浜
4月8日(金)19時
能meetsお花見
ありがたくも完売となっております。
お申し込みの方にはご連絡させていただきました。
※不明な方はnoh_dai05@yahoo.co.jpまでお尋ねくださいませ。万が一、キャンセルの方はお早めにご連絡くださいませ。
そのつぎは
5月19日(月)19時
「屋島」一曲解説
お待ちしております!
