能meets謡十徳「鉄輪」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

7月28日(日)11時 能meets謡十徳「鉄輪」

開催しました。

 

先週能meets能カカリを開催した扇町ミュージアムキューブ。

なんだかもうずいぶん前のような気がします。

そしてアンケートや、SNSでの反響に本当に嬉しくなったカカリ終了後でした。

劇場の方にも本日お伝えできて、良かったです。

カカリでは、武田宗典先生に実演をお願いした「鉄輪」が本日の課題曲です。

初めてのご参加の方が常にいらっしゃるのが謡十徳の面白さです。

まずはいつものように「鉄輪」のお話から。

どういった曲なのかあらすじや、謡う個所の言葉の意味をしっかりと理解していただいて謡う

難しい「息の使い方」もあえてしっかりとお伝えする講座

能meets謡十徳

先生の実演をふんだんに

お話の内容、能の表現方法などをお伝えしていきます。

曲を理解した上でいよいよお稽古です。

 

今回の「鉄輪」では

節は前回「小鍛冶」よりも難しくはないのですが、リズムといいますか、空気、雰囲気が変わる様子を謡で表現する…

先生のお手本でその様子を聴いて

まずはその難しさ、面白さを感じました。

参加者の方からも「感嘆」なのか「驚愕」なのか、そんな声が漏れたのが印象的でした。

 

声を出す難しさ、発声から

「声を出す」前の時間の大切さ、息の使い方

短いお稽古、初心者の方も多いのですが、やはり大事なことは難しいけれどしっかりと伝えます。

能meets殺陣の時もそうでしたが「知っている」ことは大切です。それが例えうまくできなくとも。

難しい謡を色々な例えを出して先生も伝えてくださります、すると少しずつですがやはり先程とは変わって聞こえてきます。

今日も難しく、楽しいお稽古の時間でした。

印象的で、そして難しい「心」

また次の課題が楽しみです。

能meets能カカリをご覧いただいた方は更に理解が深まった状態でのお稽古だったのではないでしょうか。

暑い中ご参加本当にありがとうございました!

 

次回能meets謡十徳

追善の曲、林本先生が2回の延期を経て一昨年開催した思い入れも強い曲「融(とおる)」です。

8月11日(日)11時(受付10:40)

「融」

能meets謡十徳のご予約はコチラ

(Gmailに自動返信が届かないようです、他のアドレスをご使用いただくか、メールnoh_dai05@yahoo.co.jpへお申し込みくださいませ)

 

一昨年の第二回大の会の記憶がまだ残っております。

追善の曲。お盆前にいかがでしょうか?

また今年いっぱいの予定も発表しておりますので、是非ともタイミングがあうときににご参加ください。

 

 

 

そして来週!

能meets北浜

8月2日(金)19時 「千手」一曲解説

こちらは林本先生が高校時代に学校の能楽鑑賞会で拝見された曲だそうです。

そのころは想像もされてなかった「能楽師としてこの曲を解説」

※先生は大学の能楽部を通じて入門されています。

曲のお話もいつも以上の想いがこもるのではないでしょうか、楽しみです。

能meets北浜お申込みはコチラ

北浜RONDO(中央区伏見町2-2-6 青山ビルB1F)

※謡十徳と違いますのでお気をつけてくださいませ。

 

 

チケットの発売も始まっております。

10月27日(日)第三回大の会(湊川神社神能殿)

今年一番の催しです。

2年ぶりとなる大の会

今回はなんと「隅田川」と「石橋」二番を先生が勤められます。

SS席はおかげさまで完売しました。

SSエリアは補助席(同額、パイプ椅子)のみ数席ご用意しております。

他のエリアはまだございます。

希望の方はお早めにご予約お願いいたします。

第三回大の会詳細とお申込みはコチラ