能meets謡十徳「白楽天」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

2月1日(日)11時 能meets謡十徳「白楽天」

開催しました。

初めての方の参加もありますが、定期的に来られる方もいて、定期講座が定着してきてるように感じます。

毎月開催はしておりますが、どうぞ皆さま「いつでも行ける時に行く」そんな気軽さで参加くださいませ!

なんも本日配布された謡本は3枚!!

もちろん全部はやらないのですが…

林本先生が最初に「地味な曲であまり出ないのですが、私が好きな曲です」と仰ったくらい、謡ってみたら面白いだろうという箇所がたくさんあって迷ったそうです。

しかも当初の予定とは違う場所をお稽古することに。開催前も実は「白楽天は何度かにわたってやりたい」と

(余談ですが、それに続けて先生が「白楽天ポイントをつけて、ためてもらったら特典をつけましょう」と、楽天ポイントにかけて冗談を仰ってました。忙しい準備中なので、聞き流すスタッフに、3度くらい繰り返し仰ってました。)

白楽天の曲の解説の中で、稽古が始まります。

最初に少し発声のこと

そしてお稽古をしながらも、曲の説明を入れいきながら、その人の心情も伝えてくださるので、自分なりに「こう謡ってみよう」と思えるのが楽しいです。できてるかどうかはさておき…

難しいながらも「息」のお話を今日もしっかりと。

先生の見本を見ていると「なるほど」と思いますが、実際やってみるとアレレ?となったり、謡っているうちに必死で忘れてしまうこともありますが、それも含めて、難しいからこそ面白いです。

低くすることと、息が萎えてしまうことは違う。

これは毎回言われますが、とても大切で難しい!

今日もそれに苦戦しつつ(スタッフも参加しています)お稽古。

先生の見本ではとてもわかりやすいのですが、やはり実際は…でもこれも理屈を知っていると違ってきます。さらに回を重ねることで、少しずつですが「できてないことがハッキリわかる」ようになります。

それぞれの心情からのやり取りの面白さがあり、

息の使い方ももちろん考えながらですが、

「台詞」としての難しさや、謡い甲斐があった「演劇」としての楽しみも改めて感じる今回でした。

最後は、シテとワキとに別れて全員で掛け合いを、役割を変えて二度とやりましたが、

それぞれの後に音のことだけでなく、気持ちからの台詞の出方や、実際の例を先生が見せてくださるので、さらにやり取りが大変面白かったです!

また、繰り返すことでどんどん話の内容を理解していることに嬉しくなります。

前回の羽衣に続き、たっぷりと謡った講座となりました。

解説と謡のお稽古をしてみて、今までほとんど知らなかったのですが「白楽天」実際に観てみたいと思いました!

皆さまご参加ありがとうございました!

初めての方も丁寧な解説がありますので、是非いつでもお気軽にお越しください。お待ちしております。

次回能meets謡十徳

3月23日(日)11時(受付10:40)

「雷電」

雷鳴を謡うというサブタイトル!力強さなのでしょうか…!?楽しみです!

 

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(Gmailに自動返信が届かないようです、他のアドレスをご使用いただくか、メールnoh_dai05@yahoo.co.jpへお申し込みくださいませ)

 

 

そして同じ大阪開催の

能meets北浜

2月17日(月)19時

「小鍛冶」

林本先生が地謡と解説で出演する3/15たつの能に向けての事前講座です。

人気曲なので、他での上演機会もたくさんもあると思いますのでぜひ!

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今月は今年最初の東京開催も!

能meets新橋

2月21日(金)19時

「鵺」一曲解説

港区新橋6-7-3 アシスト新橋ビル2階

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