能meets謡十徳「山姥」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

5月17日(土)11時 能meets謡十徳「山姥」

開催しました。

あいにくの雨となってしまいましたが…

そんな中お集まりの皆さま、ありがとうございました!

前回が4月上旬だったので久しぶりの謡十徳!

「山姥」のどの部分を謡うのか楽しみにしていた本日です。

こちらは6月14日(土)大阪観世会定期能で林本先生がツレを勤められます。シテは梅若猶義先生です。

ツレがなかなか大変だと言うお話を、冒頭で観世会定期能の宣伝の中で林本先生が…

まずは山姥の曲の内容から

鬼婆とは違う「山姥」と言う存在のお話。

実演も交えながら前場の解説、その中でも先生ご自身の舞台写真を用いて、能の装束の説明や能独特の表現などもお伝えします。

聞いておくと他の舞台を見た時に装束が表すことや、演出にも活かされる部分です。

林本先生が3年前に松華会でシテを勤められたときの舞台写真をラミネートにしておりました。

あの時の舞台の気迫が思い出されます。

能meets北浜で解説後に拝見した舞台なので、想像していた部分、その上をいく目の前の光景に目を奪われました。今回は謡を習ってからの舞台、また楽しみです!
いよいよ謡のお稽古部分。
ここだったらいいな、と思っていたところとは違いましたが…また第二回開催を待ちたいと思います。
短い部分ですが、そこの内容を説明し
どう言うイメージを持って謡うか
そして、難しい「息」のお話。
音ではなく「息」をあげる。
声を出すと一気に身体が熱くなります。

謡の中でも言葉の説明

「善悪不二」「如意」などのお話。

音楽の授業の中で、国語や歴史や文化そんな部分にも踏み込むのが謡のお稽古の真骨頂だと感じつつ

記号通りではない部分

そこでの注意点

先生の見本や解説を聞いてわかっていてもできない、非常に難しい!

だからこそ実際の舞台を早く観てみたいと思いました。どんな風に謡われるのでしょう。

皆さま本日もご参加ありがとうございました。

林本先生はこのあと、大槻能楽堂自主公演の後、池田薪能に出演されます。
※池田薪能は雨天のため会場が、池田市民文化会館アゼリアホールに、時間も午後6時開演(開場午後5時30分)に変更になっていますので、ご予定の方はお気をつけくださいませ。

次回能meets謡十徳

6月15日(日)11時(受付10:40)

「小袖曽我」

何度も仕舞で拝見した曲です。

楽しみです!

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(Gmailに自動返信が届かないようです、他のアドレスをご使用いただくか、メールnoh_dai05@yahoo.co.jpへお申し込みくださいませ)

 

そして同じ大阪開催の

能meets北浜

5月19日(月)19時

「屋島」一曲解説

お花見を挟んだので久しぶりの一曲解説

よく上演される「屋島」

週明けすぐですが、お待ちしております!

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