能meets謡十徳「大仏供養」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

10月14日(月祝)11時 能meets謡十徳「大仏供養」

開催しました。

 

前回が8月末で9月がお休みでしたので、2ヶ月ぶりの謡十徳

三連休最後の朝ということで、参加の方は多くはなかったのですが貴重な時間をありがとうございます。

今回は面白い試みも準備しておりました!

そのために配置もいつもと少し変えて

まずは大仏供養のお話

どういった曲なのかあらすじや、謡う個所の言葉の意味をしっかりと理解していただいて謡う

難しい「息の使い方」もあえてしっかりとお伝えする講座

能meets謡十徳

 

「復讐」を謡うという今回
「大仏供養」というタイトルからは想像できない内容でした。まだ一曲解説ではやってない曲でしたので詳しく聞いてみたいと思いました。
一曲解説と謡十徳の解説は少し違うところが面白いです。

謡の言葉に注目するので、中学の古文で習ったはずの表現や、古い言葉の説明など

この時間だけでどれほどのことを知るのだろうと毎回思います(全てを覚えていられるかどうかは自信がないのですが)

それだけでも朝から豊かな気持ちになります。

実演もしっかりみせていただき、いよいよお稽古へ

息の出し方から

例えを聞いて自分なりにイメージして出してみますがうまくいかないですが、やってみて「難しい!」と思うことが面白いです。

シテとワキの掛け合いを今回はお稽古します。

どんな状況であるかは先程の実演で聞いているのでそこもしっかりと踏まえて。

現代語ではないですが、どういった状況でどう言う気持ちで発する言葉かを考えることは大切です。

そして今日は大切な「序破急」のお話も。

それを聞いてからだと先ほどまでと聞こえてくる謡が変わってハッとします。

知ると知らないとでは、イメージするとしないとでは違うと言うのがはっきりと感じます。

ひと通りお稽古してからは

シテとワキに別れて掛け合い

またそれを交代して

立場が違うので、それぞれをしっかり持った上で掛け合いを謡うのは、やるのも聞くのも大変面白かったです。

先生の「こういう感じで」と言うお話を聞くと

「そうやってみたい!」とワクワクしますが、実際やるとなかなか思うようにはいかず難しいですが…!

最後は先生がお囃子のあしらいを、そして続く地謡を実演くださったときは、やっていてとても楽しかったです。

会話は、聞き方それに対するこちらの出方、面白かったです。

皆さま熱心なご参加ありがとうございました!

謡十徳は、「能」に興味をお持ちの方や、能を習ってみたいけど個人はハードルが高いと感じる方や、中にはそこから先生のお稽古場に通われるようになった方、逆にお稽古場に通ってるけれども予習や復習のために謡十徳に参加される方もいらっしゃいます。

あとは「発声」と言う観点から演劇関係、役者、ナレーション関係の方の参加が多いのも面白いです。

皆さまご自身のスケジュールにあわせてお気軽にご参加くださいませ。

お待ちしております。

次回能meets謡十徳

11月17日(日)11時(受付10:40)

「野守」

こちらは、12/22(日)みおつくし能(大槻能楽堂)で林本先生がおシテを勤められる曲です。

ぜひ、お稽古を体験して舞台にもお運びいただけると、また楽しみが増すと思います!

能meets謡十徳のご予約はコチラ

(Gmailに自動返信が届かないようです、他のアドレスをご使用いただくか、メールnoh_dai05@yahoo.co.jpへお申し込みくださいませ)

 

 

 

迫ってまいりました!

もう来週末!!

10月27日(日)第三回大の会

(湊川神社神能殿)

「隅田川/石橋」

二番を先生が勤められます。

SS席はおかげさまで完売しました。

SSエリアは補助席(同額、パイプ椅子)のみ数席ご用意しております。

他のエリアはまだございます。

第三回大の会詳細とお申込みはコチラ

 

ポスターはこちら!

27日当日販売予定です!image