能meets新橋「玄象」スタッフレポート
能meetsスタッフブログ9月11日(水)能meets新橋「玄象」解説
こちらは10月20日開催 山階会
林本先生の師匠である、山階 彌右衛門先生の会。
そこで林本先生はツレの師長を勤められます。
会場は銀座の観世能楽堂
東京で林本先生の装束を付けての舞台をご覧いただける貴重機会となります。ぜひご覧いただきたい、そのための講座とも言えます!
スタッフも未見の曲。
しかし仕舞のお稽古の初期にならう曲でもあります。玄象という言葉が何かも知らぬままの本日の講座。
早速山階会のお知らせから
そして玄象とは琵琶の名前だということ、その由来となるお話から。
やはり元々の出典をしっておかないとわからないことが多いな、と思いました。
そして今回も登場のお話。
林本先生が師長だと思って聞くとまた見どころがたくさんでてきます。
床几への座り方、この時どう思っているのか、など当日がとでも楽しみになります。
床几の座り方については、皆さん驚かれていました。実際先生も少しアクシデントが重なり、とある舞台でほぼ「座れなかった」ことがあったそうです。考えるだけで足腰が痛いです。
また能だからこその表現方法、今日だと「琵琶の演奏や、雨が降ってきて演奏を辞めた時の屋根に苫(スゲなどをあんだむしろ)を置く所作」などなど、面白いなぁと感じます。かなり削ぎ落とした表現ながら演者側は省エネではないんですね、能は。
一球入魂、それをなにごともなく…。
中入りからの、後場。山階会では早装束の小書があるので「えー!そんなことをするのか!」と驚きでした。当日どうなるのでしょう、これもまた楽しみです。
早舞の話を聞いてこの日どんな音楽を「観る」ことができるか、など
やはり「舞台を観たくなる」そんな講座でした。
今日の講座後に山階会をお申込み下さった方もいらして、嬉しかったです、ありがとうございました。
最後の先生の見解「玄象」は…
それもまた一歩踏み込み面白い見方でした。
次回は
能meets新橋
10月21日(月)19時
蝉丸 一曲解説