能meets宇都宮 10/7 スタッフレポート
能meetsスタッフブログスタッフです。
10月7日(月)能meets宇都宮
を栃木県総合文化センターで開催しました。
初の平日2講座!
地元スタッフの板橋さんのご尽力で下野新聞、宇都宮経済新聞にも掲載いただきました。本当にありがとうございます!
初の能面のお話。
平日お昼ですが皆さまご参加ありがとうございました。
14時半 能面のお話
お昼は少人数でしたので、少しあつらえを変え皆様のそばで解説し、能面をよく見ていただけるように。
能面それぞれのお話もですが
その大切さの意味もしっかりと
能面一つとっても昔の人の考えや生活がしっかりと反映されているのが本当に面白いところですし
林本先生も曲を取り上げて、その面についてお話をされるので、その面が使われる能舞台を観てみたい!とも思います。
能面の説明だけにとどまらず、そこから派生する曲のお話、体験談、さらには能の表現方法、教えなどもかけることが大変面白い講座です。
最後は希望される方に体験もしていただきました。
その「見えなさ」に皆さま驚かれていました。
終了後もたくさんご質問や体験をいただきました、ありがとうございます!
間でスタッフは現地スタッフの板橋さんと色々な打ち合わせなどしておりましたが、舞台からは林本先生のお稽古の声が聞こえて来ておりました。
10/27第三回大の会に向けて
能meetsとしては北浜から始まり、新橋、博多、高知、本日の宇都宮
他でも徳島、姫路とお話しさせていただいた「隅田川」、更には能meets能カカリや謡十徳でも取り上げました。
いよいよラスト、最後の解説です。
19時半 隅田川 一曲解説
これまでも、お稽古を積まれると変化がありました。きっとこれからも変化があるのだと感じます、だからこそ当日の舞台がどんどん楽しみになります。
そして
道具や装束、お囃子にも注目したお話
さらに、先生が「これはどう違いを感じるか」というたった3文字の台詞による印象の違いなど
「隅田川」の物語を進めながら、しっかりと先生の見解を聞かせてくださいます。
難しく感じたり、わからないこともやはり能はあるかもしれませんが
こういう「ひと言」や「ひとつの道具」や「ひとつの動き」を取り上げて話してくださるので、どこかひとつ、なにかひとつでも引っ掛かれば、印象に残れば、と思います。
今回初めての方や、海外の方、中学生の方もご参加くださいましたが、皆さま集中して聞いてくださる空気がありました。
だからこそ、周りの空気も相まって船のシーンはもう何度も聞いてる解説でも迫るものがありました。
そして、最後の結びへと
曲の解説が終わってもなお続くお話。
でもここが大切だと思います。
「隅田川」をみたあと、10/27の林本先生の「隅田川」をみたあと
何が残るのか、何を思うのか、それを今は楽しみにしたいと思います。
お集まりの皆さま、本当にありがとうございました。アンケートに「能を見に行ってみようと思ったので講座を聞きに来ました」という方がいらっしゃいました。演目は違うものになったとしても、今日のこの講座がなにかひとつでもご覧になった舞台のプラスになれば本当に嬉しいです。
宇都宮で毎回毎回お世話になってる板橋さん、本当にありがとうございました!
今日は下野新聞の記者さまにもおこしいただきました。
スタッフ陣も何度も何度も聞き、触れてきた「隅田川」
あとは27日当日を待つのみとなりました。
一人でも多くの方にご覧いただきたい、そんな気持ちでいっぱいです。
しかも当日はこの「隅田川」と「石橋」も林本先生が赤獅子を勤められます!
反対の性質を持つ二曲
静の隅田川、動の石「石橋」
いや、一言では言い切れないと解説を聞いてくださった方は感じると思います
「隅田川」には静の中の動があると、そしてもちろん目まぐるしく荒々しく動く「石橋」の中の「静」どっしりとした貫禄、存在、そんなものもあると。
当日は11時から武田宗典先生をメインに、お囃子やワキ方からの隅田川や石橋のお話をしていただく事前解説もあります!
次回能meets宇都宮は
まだ決まっておりませんが、また開催の際はどうぞよろしくお願いいたします。
今週!
能meets北浜
10月11日(金)19時 頼政 解説
初の解説でとても楽しみです。
もちろんこちらもよろしくお願いいたします。