能meets北浜「装束解説」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

3月14日(火)19時 能meets北浜「装束解説」

開催しました。

一ヶ月以上空いたので久しぶりの感覚の北浜。

しかも今日は北浜で初の試みとなります!

装束の解説

だからか、初めての方もたくさんお越しいただきました。

ありがとうございます。

そして会場もいつもと違う誂えで皆様をお迎えしました。

準備がいつもより大変でした!

先生も会場入りしてすぐに装束の準備を。

まずは今回の会場の誂えを世阿弥の言葉「秘すれば花」に例えて話されてから今日の為に用意した、先生の舞台写真を使って基本的な能の装束のお話。

そして唐織をお見せして色のお話や

更には、装束を扱う心得や、使い方などのお話も。

装束の種類や柄のお話だけではなく、準備段階や使用後のお話もあり、先生が良くお話されている「楽屋や普段の姿勢が舞台へ続いている」ということがわかって興味深いものでした。

いよいよ…装束の着付けをしながら更にお話が進みます。

モデルはあらかじめ先生のお社中でもある劇団空晴(からっぱれ)の小池さんにお願いしました。

お客様から募るという形も考えたのですが、状況と実際に着付けられるとご自身は観ていただけないこと、更にはかなりしんどい作業になりそうということでお願いをしました。

ご協力ありがとうございました。

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着付けをしながらその時の楽屋のルールや、着付け方による違いなども話されながら進めて下さいます。

全て自分で管理したり着付けたりというお話では特に皆さん感心されていました。

合理的にかつ、精神性を大切にするお話は、なるほど…と頷くことが多い貴重なものでした。

今回は紅なし(イロナシ)の唐織で

能面ももちろん

能面を掛けた状態で扇を取るという実演を…

実際に観てしまうととても滑稽にみえてしまいます。

自分からどう見えるかではなく、お客様から見てどう見えるかをちゃんと理解していなければお能の演技は成立しないということがよくわかる実演した。

違うパターンの装束も用意されていましたが、時間となってしまいました…

終了後もお写真を撮っていただいたり、質問を受け付けたりと皆様最後まで興味深く参加くださっていました。

ありがとうございました!

予定していた3分の1の装束しか使わず、用意していたお話も半分以下のところで終わってましたのでまた第二回も考えていただきたいと思います!

本日の楽屋の事や装束の事は、2020年4月~の杉江能楽堂様にご協力いただきブログ企画として連載している記事を読んでいただければと思います!

一日能楽師入門体験①

次回能meets北浜

4月10日(月)19時「野宮」

一曲まるごと解説です。

すでにレジュメに取り掛かっていて難しい曲だそうです。

先生もまだ勤めたことはなく、更には勤める予定も今ないのですが、お稽古までされて準備されているとお話されていたのでとても楽しみです!

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そして今月末は

能meets博多

3月26日(日)

12時45分 謡のお話

14時45分「融」解説

博多で日曜開催!

どちらも初心者の方も楽しんでいただける講座内容です。

博多お申込みはコチラ

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