能meets北浜「自然居士」スタッフレポート

能meetsスタッフブログ

スタッフです。

2月19日(月)19時 能meets北浜「自然居士」解説

開催しました。

東京で一度解説をやっているこの曲。

二回目でどう変化しているのかそこも楽しみです!

こちらは林本先生も地謡を勤めるお舞台、お世話になっている長山耕三先生主催「耕三の会」

3月24日(大槻能楽堂)の為の講座です。

詳細はコチラ

 

新橋でも苦戦されていた自然居士、先生ご自身がまだ勤められていないことと、多岐にわたり、枝葉に分かれる見どころ…今日も直前まで「あとひとつ調べます」と仰ってました。

始まってすぐ誘われる自然居士のストーリー。

そうなんです、しっかりと物語があります。

「どうなるの?」的な展開

動きも登場人物も道具もたくさん出てくる曲で、先生も大変そうです。

しかも流儀による違いもお話されるのでさらに大変。

能では珍しい動きも台詞もたくさん出てきます。

橋掛にワキ座にと移動しながら全ての役を表現していく先生。

ストーリーや会話をお話しながら、少しの動きにどういった意味があるかを「私はこれはこうではないかと思います」と見方も含めつつすすむ解説です。

面白い会話、やりとりがありますが、これも知らないと見逃してしまいそうです。

動きもそうです、こういうことをするのいうことは…と、見る側の想像力を駆使しないとやはり楽しめません。

力強い謡が多くその中で先生が「かつてみた舞台での、ワキ方の先生のひと言がとても印象的だった」というお話を聞くと、講座ももちろんなのですが、たくさんのお舞台を拝見してそういった瞬間に出会いたいと思います。

時々挟まれる「能には珍しい…」という動きやセリフのお話。これもまた舞台を見るのが楽しみになる部分です。

また今日能meets前のお仕事でご一緒だったワキ方の江崎欽次朗先生にもお話を聞いたりされたそうです。解釈が色々あるものは、いろんな立場からのお話を聞くとまたそれも興味深いです。
江崎先生ありがとうございます。
最後の大切な流れ、
見どころであり、とても楽しみです。
ワキの流儀でまたこちらも多岐に渡る演出があるので、色々な流儀で見てみたいですね。

時間内に能のあらすじは終わりましたが、おまけの部分。

道具の処理の扱い方、一句のあるなしの大切さ。

面白いですね…深いし、ちゃんと理由がある。

2度目の自然居士の解説でしたが、あれ?こんな感じを受けたかな?と思ってしまうほど解説もまた同じではないな、と感じました。(スタッフの覚えが悪いというのもあるかもしれませんが…)

今日改めて思ったのは、先生の面白い例え話はもちろんですが、曲のあらすじをお話してても参加の方からフッと笑いが起きることがあります。
これは解説をきいているからこそで、実際何も知らずに舞台を見ていては起きない感情なのかな、とも思いました。
自身の知識が深まっていく喜びが今日の講座にもありました。

皆さま雨の中ご参加ありがとうございました。

今日はもう過ぎてはしまいましたが、2月ということで毎年恒例のオリジナルチョコレートを用意させていただきました。

今回は選びきれずなんと6種類作りました!

去年の夜討曽我デザイン!

一番人気は…

宗典先生とのタオルを持ったツーショットでした!

ありがとうございました。

次回能meets北浜

3月8日(金)19時

世阿弥の言葉「二曲三体論」

久しぶりの世阿弥の言葉解説です。

世阿弥の演劇論に迫ります!

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大阪では新しい体験型講座

能meets謡十徳

まもなく初回開催です!!もう今週末!

 

個人のお稽古はハードルが高いと言う方や

もう一度別のスタイルで習ってみたいと言う方まで!

曲のごく一部を練習しますが、

その曲のあらすじや、言葉の意味を解説し、理解した上で謡うというスタイルです。

お休みの日の午前中に、声を出して1日をスタートしませんか?

 

2月25日(日)11時(受付10:40)

「高砂」

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場所は去年10月にオープンした

扇町ミュージアムキューブ