能meets北浜「囃子の話」スタッフレポート
能meetsスタッフブログスタッフです。
9月30日(月)19時 能meets北浜 囃子の話
開催しました。
久しぶりにゲストをお迎えしての北浜。
前回が8月2日だったのでほぼ二か月ぶりの開催です！
本日のゲストは今までも講座のみならず
能meets能や、大の会、他の催しでもお世話になっている森田流笛方斉藤敦先生
誂えも少しいつもと変えて、横向きにさせていただきました。
たくさんのお客様にお越しいただきました！
ありがとうございます。
まずは林本先生が能楽師の分業についてを解説、その後いよいよ斉藤先生をご紹介。
呼ぶ前にかなりハードルを上げる紹介をされ、かなり出にくそうに登場された斉藤先生。
公私に渡って長くお付き合いのあるお二人だからこその今回だと思います。
斉藤先生がまずはご自身のご紹介を。
このようなお話は普段は林本先生の講座でもなかなかないので、とても面白く聞かせていただきました。
そしてお囃子全体のお話を斉藤先生から
林本先生は助手を。
そして斉藤先生の専門である笛のお話。
素材の事から、笛の選び方。
とても興味深いお話で「音楽・楽器」という考え方とは違う捉え方、そして実際に吹いてみてその「音」いや「言葉」のお話。
笛で吹いた音を言葉で伝えていただき、それを実際に言葉で発してみてから聞く・・・とても不思議な感覚です。
五線譜の楽譜ではなく、口伝であり、言葉で表現される笛。
斉藤先生も最初の2年は笛を吹くのではなく、謡うことがお稽古だったそうです。
言葉でお稽古するという能のお囃子
他の小鼓や大鼓、太鼓も教えていただきましたが、その仕組みやお稽古法など大変面白いものでした。
斉藤先生曰く「お囃子は会話をしている」というお話に繋がっていきます。人の喋り方は様々で、お囃子もそうだと。
色々な人が、個性があって、それが組み合わさっていく面白さがあるのだと。
やはり知ることによって、今後舞台の見方がまた変わりそうです。
林本先生も加わって、謡や登場の実演も。
イッセイとナノリ笛
笛方としての思い考えを聞き、それを実際に観る・・・そしてそれをどう感じるか、とても贅沢な実演でした。
斉藤先生から最後に日本の文化は和歌の文化であると
漢字、ひらがな、カタカナ、そして七五調
能は言葉からうまれたというお話、大変興味深いものでした。
最後はまた林本先生にバトンタッチして「コミ」の解説で締めを。実際に体験もして、この大切な概念のお話。
先生方それぞれが、何を大事にされて舞台に立たれているか、能の何を面白いと思われているか、本当に面白く、どれもが実際に能の舞台を観るときに一段と楽しみになるお話ばかりでした。
またゲストをお呼びしてこういった機会を作りたいと思います。
斉藤先生にいただきました！ありがとうございます。
今日も隅田川や石橋にも絡めてお話をしていただきましたが、
斉藤先生も出演いただくこちら
もう一ヶ月切っております！
10月27日(日)第三回大の会「隅田川／石橋」
SS席完売（同額パイプ椅子の補助席は数席ございます）
他のエリアはまだまだ！どうぞご予約お待ちしております！
※事前講座が11時よりあります。（解説 武田宗典先生他）
お得なセット券もご用意（3000円が1000円引きに）
次回能meets北浜は
10月11日(金)19時
「頼政」解説
初めての曲で、ワクワクします！
能meets北浜お申込みはコチラ
大阪ではこちらも二か月ぶりに開催
能meets謡十徳
個人のお稽古はハードルが高いと言う方や
もう一度別のスタイルで習ってみたいと言う方まで！
曲のごく一部を練習しますが、
その曲のあらすじや、言葉の意味を解説し、理解した上で謡うというスタイルです。
お休みの日の午前中に、声を出して1日をスタートしませんか？
10月14日(祝月)11時（受付10:40）
「大仏供養」
※場所は北浜とは違うのでお気を付けください。
そして今月はまだまだ！
能meets高知 隅田川 一曲解説
10月4日(金)12時半
能meets宇都宮 2講座
10月7日(月)
14時半 能面のお話
19時半 隅田川 一曲解説
能meets新橋 蝉丸 一曲解説
10月21日(月)19時
重要
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